良いヨガの練習とは

 

What is a good practice ?



練習の後に数日間、身体のどこかに痛みを感じているのであれば、それは身体の組織を過度に引っぱって傷ついてしまったのかもしれません。故に、特に優れた陰ヨガの練習というのは気功のアイデアを取り入れたもので、現在の身体の適切な範囲内で扱う必要があり、それ以上のものではないということです。練習は身体中のどこかをストレッチしているとは感じない範囲から始めるべきです。 以下は3つの主な陰ヨガの原則です。


1. グラウンディング - 下半身が重く、上半身は軽いか。これにより、組織は上から下に柔らかくなり、気は床に向かって接地していきます。グラウンディングはまた、地面反作用によって自然に起こる効率的な重力による牽引で機能することも意味します。


2.ホールディング - 何の抵抗も感じずにポーズを保っていて、無理なく自然にポーズに留まっていますか?このように、ポーズをとることは自然にその時間を長くします。アーサナを保持することは本質的に精力的で、組織をストレッチしたり抵抗したりすることではありません。最小限の努力で、どのようにしてその姿勢を保つことができるでしょうか。もっとも効率的に重力を下ろし、かつ適切な呼吸が最終的なポジションへと誘導します。実際、これが続くと、身体は時間の経過とともに空の容器の様になります。


3.リラクゼーション - これにはポーズを努力なしで手放して行うという感覚が必要です。実際、ポーズをとっていることを忘れてしまったように在り続けることができます。存在全体のリラクゼーションはアーサナの継続を維持するものであり、身体は抵抗しません。もしポーズを保持するために抵抗しなければならないならば、この状態を決して達成できないでしょう。リラックスは私たちの自然な状態(Sahajaswatha)です。混乱やもつれのない本当の内なる性質です。私たちがポーズの中で時間を超えて達成しようとしているのは、自身の存在の中でリラクゼーション、その本質を尊守することです。







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