既存のシステムへの波乗り
0 から1を作り出すことができなくても、既存のシステムで上手く波に乗れる人。今日はそんなお話。 時はさかのぼって、コロナ禍の頃のYYTT(進化した陰ヨガ指導者資格取得コース)の頃のこと。 コロナ禍以前から陰ヨガトレーニングは行われていたが、日本版ロックダウンとなり、その目的は少し変わってきた。 世の中にオンラインなるものが増え、自宅の一室に篭りながら様々な情報が得られるようになった環境下において、ご縁あって陰ヨガに出会った人たちが、腰を据えて陰ヨガに取り組んでもらうためには、トレーニングを通してでしかそれは成すことはできないということに気がついた。 ティーチャーになってもらう人を増やすのではなく、深く学んで向き合ってくれる人を育てるのである。 人はある程度のお金と時間を投資しなければ、本気でそこに自分自身をコミットしようとは決してしない。 そこで2022年からはオンラインと対面を混ぜ合わせたハイブリット式の陰ヨガのトレーニングが誕生し、コロナ禍終了を待たずに、新しい形でトレーニングが再開した。 このトレーニングシステムを作り上げるにあたっての考えはこうである。 陰ヨガは、一般的なヨガと違って、どこか謎めいたポーズがたくさんあり、これを習いに来た人々はなんだかわからないけれど、この不思議なポーズを神妙な雰囲気で行うことに何か特別な意味があるのではないかと勘違いしてしまう。 そういう根拠のない神秘性と雰囲気だけで人々を引っ張っていくのでは絶対にダメだ。 理論と実践をしっかりと。これを進化した陰ヨガのポリシーとした。 陰ヨガに出会った人々に、もっとはっきりとした形で、このヨガの良さを理解してもらうシステムが必要だ。 ここからは、長年に渡って講師である自分の中に蓄積してきた中医学やタオイズムやハタヨーガの様々な知識と、苦手だったはずの解剖学を楽しく夢中にさせてくれたアナトミートレインの筋筋膜解剖学、それらを総動員させ、そして、そこに抗うことのできないであろう、脈々と時代に受け継がれてきたヨーガの偉大な哲学を加え、それらを、縦糸と横糸を紡ぐかのようにし、矛盾を解消し、体系立ててわかりやすくトレーニングシステムを創作していった。 漠然としていた陰ヨガの膨大な情報を整理し、0から1のシステムが生まれた瞬間だった。 手前味噌ではあ...